2017年2月2日木曜日

たばこ産業は世界の子どもたちの健康被害の上に成り立っている

さて日本では、こんなことをニュースで取り上げていますが、
“最後の砦”コンビニ灰皿が消える? 受動喫煙被害、狭まる愛煙家包囲網
そもそも、日本から愛煙家が減ろうが減るまいが、そんなこと、
日本たばこ産業にとっては、どうでもいい話なのです。
JT(日本たばこ産業)も今や海外ではトップ3に入るほど売上を伸ばしています。



海外での需要が日本での需要をはるかに上回っており、
海外の方が、コストも低いし、買い求める側も年齢を問わず、圧倒的に多数なのです。
たばこ大国 インドネシア 生産現場の実態
(以下引用交えてます)
インドネシアでは、15歳以上の男性の喫煙率が76%と世界トップクラス。
子どもの喫煙も深刻で、2歳児がたばこを吸う動画がインターネットに投稿され、世界に衝撃を与えたこともありました。
こんな写真を見ると、恐ろしくなりますね。
たばこの広告の規制が進んでおらず、学校など、公共施設や公園の目の前にまで看板が設置されています。
先進国でたばこ離れが進む中、海外のメーカーも、インドネシアでの販売を強化しています。
インドネシアのたばこの産地の1つ、ロンボク島。
およそ500人が暮らすこの村では、すべての世帯がたばこ関連の仕事に就いています。

学校のあと、毎日4時間ほど作業にあたるというエリザトゥンさん(12歳)。
受け取るのは1日わずか100円ほどですが、家が貧しく、学費をかせぐために働かなければなりません。しかし、彼女は言います。
「たばこの葉を触ると、とても気分が悪くなります。頭やひざも痛くなります。」

 収穫で、たばこの葉を素手で触ると、皮膚からニコチンが体内に吸収され、重い頭痛、筋肉の衰え、咳や息切れなどの症状が出ます。

「緑たばこ病」と呼ばれる病気です。
それでもエリザトゥンさんは、病院に行くお金がないため、両親から与えられた頭痛薬を飲んでいるだけです。
他の子どもたちも、ほとんどが何らかの不調を訴えていました。

中には、
「たばこの葉をまとめた後、熱が出て、吐いてしまったことがあります。」と言う子も。

作業現場の責任者は、
「たばこを素手で触っても、病気になんかなりませんよ。両親の手伝いで子どもが働くのは、当たり前のことです。」
と何とも無責任な発言。。。



アメリカの大手メーカーは、「作業をするときに手袋をすること」や「濡れた葉を扱うとニコチンが吸収されやすいこと」などを記したポスターを配っていますが、実際の対応は農家まかせです。
たばこ農園で働く子どもたちが皮膚から吸収するニコチンの量は、雨の日の直後など葉が湿っている時には1日あたりたばこ36本分に相当するという、アメリカの大学などの調査結果もあります。
大量のニコチンを摂取することで、脳に深刻な影響が出ると指摘する専門家もいます。
インドネシアは、WHO=世界保健機構のたばこ規制に関する条約を批准しておらず、たばこの流通や広告などがほぼ自由に行えます。
先進国でたばこ離れが進む中、たばこ産業を育成するインドネシアは、海外のメーカーにとっても重要な拠点になっています。
-----引用以上です。

禁煙だとか分煙だとか、そのようなレベルの議論をする前に、こういった問題をまず取り上げてみませんか?
また、自称キチガイ医「内海聡医師」によると、
葉巻と「タバコ」は同じものだと思っているがそれは明らかな間違い。葉巻は植物だが、タバコは致死的な合成化学物質を加えられた高度に加工された病気製造機だ。
と断言している。また
人口のタバコには600種類近い合成化学物質が含まれている。
「タバコで癌になる」という決まり文句は誰でも聞いたことがあるだろうが、これは一面的には嘘であるということだ。つまり現代のタバコにおいては別のものが癌を引き起こす。特に数ある添加物の中でも糖質、つまり砂糖を加えられていることがタバコの発ガン性を著しく増大させる。実際イギリスやアメリカではかなりの糖質が加えられており、それに比例して癌の発生率が増したとする研究家もいる。
とも。参照はこちら

私たちが議論すべきは、「タバコうっとおしい」とか、「モラルに反する」とかそういうレベルではないのです。もっと「たばこ産業」の本質を理解し、見抜き、また、どういった添加物が混ぜられているのか、よくよく精査する必要があります。
私もタバコは大の苦手ではありますが(見ただけで食欲がなくなるくらい)、一方的にただ嫌うだけでは、本質的には何も変わらないと思うのです。


にほんブログ村 哲学・思想ブログ マインドコントロールへにほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿